明日

街のあかりが
途絶えるたび
空をみていた
君も同じなら

君のさみしさのそばに
僕のさみしさを添えてよ
繰り返す日々に疲れ果てて
帰り道も忘れたか

歌のあかりで
帰り道をさがそう

“許せなかったあの裏切り”
“渡しそびれたありがとう”

生きる意味ってなんだっけな
人は時に迷うけど
あるわけないよな
だからこそ
生きる価値があるんだろう

行く当てもなくなったか
初めからなかっただけさ
どこへだっていけたじゃないか
痛みさえ恐れなければ

歌のあかりで
あの頃までかえろう


ライブハウス

ふと口ずさんでいた歌 誰の歌だったっけな
先日解散して逝った 友達のバンドの歌だ

“生きていく” ただそれだけ
たかだか生きていくために
どんな気持ちで死んだんだろう
自ら紡いだ歌で
首を括る気持ちはどんなだろう

このライブハウスを出たら
このライブハウスを出たら
このライブハウスを出たら
風に溶けて消える歌なら
ホストクラブと変わらないよなあ

ワンマンはまあ大成功
“ありがとう”とは思うが
三割方が友達だ
レールを降りるだけなら
猿でもできるんだなあ

夢をみせたいおまえが
夢をみていてどうすんだよ
現実と戦うスーツの戦士と自分が浮かぶ
最終電車の窓ガラスに問う

このライブハウスを出ても
このライブハウスを出ても
このライブハウスを出ても
あなたの一歩に歌は寄り添っているか

歌は、歌はどこへいく
歌は、歌はどこへいく
ふいに消えて現れる
歌はどこへきえてしまうんだろう

“本当の幸せを教えてよ”って
壊れかけのレディオ達に
尋ねてまわった夜があったでしょう
本当に、なにか教えてくれましたか
なににも教えてくれなかったよ

この耳からイヤホンを外して
現実を見つめた夜
初めて分かったんだ

空が青くないこと
永遠がないこと
届かない想いもあること

歌の中にはなにも
なにもないぜ

歌でどこへいくつもりだ?
歌じゃどこへもいけないよ
歌じゃどこへもいけないが
歌はどこへもいかないよ

このライブハウスを出ても
このライブハウスを出ても
このライブハウスを出ても

あなたが踏み出すその一歩一歩に
今日のこの30分間が寄り添い続けますよう
前田大志でしたどうもありがとう


スマートフォンつけては消し、消してはつけてを繰り返す

スマートフォンつけては消し、消してはまたつけてを繰り返す
昼間の出来事が現れては夜に溶け
誰かのやさしさが魚のホネみたく心に刺さる
不甲斐ない自分に 不甲斐ない自分に

スマートフォンつけては消し、消してはまたつけてを繰り返す
加速していく夜のスピード、身を任せるだけ
止まない雨はない だけど雨の降らない街もない
誰もが平等さ わかってるけど

今日の美談を並べてみても 今日のしくじり並べても
今日がどんなにやさしくても 今日がどんなにイタくも

朝が迫る 迫ってくるぞ
ほら新しい夢探しにいこうぜ
大丈夫さ
大丈夫じゃないのは、戦ってるからだ
大丈夫さ

断線間近のイヤホン君の耳に突っ込んで
同じリズムに揺れてればなんとなく夜は明け
なんとなく日々が終わり なんとなく日々は輝き
なんとなく「まあこれでいいかな」なんて思ってる

素直になりたくて素直になれなくて泣いたあの素直さ
どこにしまったっけ、どこにしまったっけ

弱いからこそ誰も彼もに挑み続けたあの強さ
どこにしまったけ、どこにしまったけ?

昨日の栄光眺めてんのか 昨日のどん底眺めてんのか
過去がどんなに誇らしくても 過去がどんなにイタくても

朝が迫る 迫ってくるぞ
ほら新しい夢、探しにいかなくちゃ
大丈夫か?
大丈夫な時ほど戦ってないだけかもしれない

大丈夫か?
大丈夫さ

大丈夫じゃないなら
大丈夫さ

スマートフォンつけては消し、消してはまたつけてを繰り返す
スマートフォンつけては消し、消してはまたつけてを繰り返す


君の家からすぐのコンビニ

久々だな 君の家からすぐのコンビニ
あの店員、もうやめたのかな

冬の朝は ただ寒くて 一つのシーツ
取り合い でも脱がし合い 愛で汚し合えば

アイラブユー
ユーラブミー
いつの間に
アイもユーも
なくなったよな

帰り道ひとり 立ち寄ったTSUTAYAにて
あの日みた 二人でみた 映画を借りてみた

慣れない手つきで君が淹れた
ブラックコーヒーが苦いだけの
朝に気づいた

アイラブミー
ユーラブユー
いつの間に
繰り返すだけになり

アイラブユー
ユーラブミー


終電は午前8時

口ずさむその歌を
僕も口ずさむ
ゆっくり歩こう
終電は午前8時にして

どうでもいいことは
どうでもいいんだな
君が笑うだけでそれがわかる

ぼくらにはまだ時間がある

なにもかわらないのに
新しい街みたいだな

いつの日か この道を
だれかと歩いた
思い出はそりゃ大事だよ
でも今が大事さ

やり直したいことは
あのままでいいんだな
君といるだけでそれがわかる

ぼくらにはまだ時間がある

なにもかわらないのに
すべて新しいこの街を
ゆっくり
できるだけ永く歩きたい
できるだけ永く

できるだけ


現在、無所属・セルフマネジメントにて活動しています
(一部楽曲の著作権はRockFordRecordsに管理委託。委託楽曲はこちらにて【アーティスト名:前田大志】で検索ください。)。

音源を聴いていただき、なにか提案などございましたら、是非にご一報いただけると嬉しいです。

前田大志
info@maedataishi.com